また夢 |
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夢 |
夢に出てくるのはなぜか異性が多めになっている。
そういうのも診断されるのだろうか。
今回は知人の出演はなし。
男女数人のグループになっていたが、誰も知らない。でっちあげの都合のいい人たちばかり。
たぶん仲良くやってたんだと思う。自分にゃ出来ないことを簡単にやってくれて悔しい。
ある時、その中の一人が転校するのだと。
放課後になっていつものように遊んでいるときに彼女は言った。
突然のことで全員が一瞬の硬直をみせてしまった。
そこからの展開はありがちなものだった。
先週から言われてたんだけど、なかなか言い出せなくて、というやつだ。
実際にはまだ3か月ほど先のことらしいのだが、やはりショックの大きさに戸惑いが隠せないでいた。
俺の家(共働きという設定だった)でみんなが集まり、その詳しい話を聞く。
近くだったらいいな、とか淡い期待なんて抱いてはいけないんだ。
そうしたものは大体が裏切られるのだから。
それでも俺たちは縋り、打ち砕かれた。
国外だ。トンデモな設定だが夢の世界にどっぷり浸かっていた俺はそんな考えは浮かばない。
こみ上げる。友達の声が遠くなる。表情を明るくつくらないと。
でもだめだ。
大粒の涙が零れ落ちる。顔をくしゃくしゃにして声を上げて泣いた。
現実の自分ができないことだ。
自分はむしろその行為を望んでいたのかもしれない。
感情を外に表すことでそれまで抱えていたストレスやら何やらの一部が溶けだした感覚があったのだ。
ともかく俺は泣いた。ここ数年間で一番泣いた。
そしてしゃくりあげながら密かに想いを寄せていた少女に言った。
「思い出作って送り出してやるよ」
俺は堪え切れずまた泣いた。おわり。
やたら泣いた夢だった。あと展開がナツメグ(R18なPCゲーム)っぽいなーと思った。
目覚めたら?が頭上に浮かぶばかり。
でもその時の感覚は非常に心地よかった。
思いきり吐き出したのがよかったのか、
仲間との青春なのか、まあいいか。
投稿者 kjmktw | 返信 (0) | トラックバック (0)